「怒り」
とは、【自分を守る感情】と言われています。
心理学では、【第二感情】と言って
2番目に出てくる感情のこと。
実は、怒るという感情よりも
直前に生じる感情があるのです。
それは、
悲しさ・寂しさ・恥ずかしさ・不安・恐れ・困惑・心配・・・・
こうした裏に隠れている感情のことを
【第二感情】といいます。
沢山のスタッフや上司と本気で向き合ってきた私は、相手の第一感情を聞く機会が多く。。
「怒っているのは、こんな想いがあったからなんだ。。。。」
そんなふうに よく思っていました。
なので、自分の怒りも、人の怒りも
「この怒りは、本当はどうして貰いたかった怒りなんだろう?」
って考える癖がついてしまいました。
自分の怒りの場合
・本当は何で怒ってるのか
・本当は、どうしてもらいたかったのか
ここを考えて出た答えが、いつも私の解決方法になっているんです
「信用していただけに、裏切られたような気がして悲しかったんだな。。。」
「心配してるからこそ、伝えたのに
伝わってなかったことが悲しい。。」
とか。。。
この第二感情がわかると
そのまま、素直に悲しかったとか
心配だったって事を、丁寧に相手に伝えればいい。
例として、子供がわかりやすいですね
「ママの事が大好きだから〇〇しようと思ったんだよね?」
「みんなと楽しくしたいと思ったから〇〇しちゃったんだよね?」
など、怒りの前にどんな感情があったのか?に気付いて伝えると 大抵の子供は、わかってもらえた事に泣き出します。
人の第二感情がわかるようになると
感情的な喧嘩にならず
本当に伝えたい気持ちを適切な言葉で
伝えられるようなると思います。
自分や相手の怒りの影に隠れている第二感情にきちんと目を向ける事で
身近な人達とのコミュニケーションが
より良いものになるのではないでしょうか。
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