美容部員を27年間続けられた理由②

女性リーダーとは。最高のお母さん!

私が広めていきたい女性リーダーです✨

お母さんとは。
思いやりを持った、面倒見の良い
愛情いっぱいで、子育てをするようなリーダーということです。

女性リーダーコーチの山口智美と申します。

美容部員を27年間続けられた理由①

前回の続きです↑↑↑↑↑

当時、めちゃくちゃ売れていたショッピングモールの化粧品メーカー そこにいた後輩メンバー9人のリーダーを23歳で任されたとき話の続きです。

20年以上前の化粧品コーナーには、
だいたい6社位の大手メーカーが入っています。
(大きいショッピングモールの場合)

もう・・・各メーカーそれぞれにリーダーのボスが
いるのですが、みんな30代のベテラン!

30年前のメイクも派手!だったのもありますが
貫禄がものすごいんです✨

〇〇メーカーには絶対負けない!

というバチバチ感も半端なく、お客様の取り合いの世界でした。

23歳で名ばかりのリーダーだった私は
9人すらまとめることができない。

それは、お店のマネージャーや各メーカーのリーダーも気付いていたらしく、それはそれは、面白おかしく
バカにされっぱなしでした。
(“なめられてた”と言った方がしっくりくるかな〜)

このお店に異動の辞令をもらったとき
担当エリアマネージャーに聞きました。
「なぜ、私がこの店なんですか?」

と聞いたところ、返ってきた理由がですね。。。

「とにかく山口が行ってメンバーを明るくしてくれ!」

え?????????
は?????????
それだけ?笑

もう少し、具体的に必要性を語ってくれるのかと思いきや、明るくしろって。。。

その時の私ときたら
「か〜んたんじゃ〜ん✨」
だったのです💦

箱を開いてみたら・・・
まぁ〜だれも私の言うことなんて聞かない。

私にとにかく興味がない!!っていうのが
ビシバシ伝わってくるんですね。

前任のリーダーを尊敬していた当時のチームのNo.2とNo.3。
まず、この二人が 私をリーダーとして受け入れてはくれませんでした。

人をまとめることを、軽く考えていた私。

売上は下がるし、プレッシャーに押し潰れそうで
休憩中 一人で泣いていた日々。

もう限界だった私は、エリアマネージャーと前任のリーダーに相談し、みんなと腹割って話す機会を作ってみたらどうかな?という提案をもらいました。

ミーティングという名の「溜まっている不満を吐き出しちまおう会!」を実行しました。

一人一人の私に対する不満を順番にみんなの前で
言ってもらったのです。

「なんでいつも残業してるんですか?」

「なんで売上表(数字)のチェックをするんですか?
私たちのこと、信用してない!ってことですか?」

「私たちのこと、褒めてくれませんよね?
なんでですか???」

などなど。。。

もう心臓にグサグサ、ナイフで刺されまくっている感覚が今でも思い出します。

最終的には、他にも沢山、言いたいことを言ってスッキリしたメンバー✨

私:「ちゃんと伝えてくれてありがとう
みんなの気持ちがわかって良かった〜」

と言って解散し、一人になったとたん駅で号泣しました。

・チームを明るくすることを簡単と思っていたこと
・自分は先輩だから、後輩はついてきてくれるのが当然と思っていたこと
・みんなに こんな嫌な思いをさせていたんだ。。と
悲しさと悔しさが込み上げてきてこと。

とにかく情けなくなってきた私は
「辞めたい」
一瞬頭をよぎりました。

みんなの前で笑うことも辛く
立っているのも精一杯でした。

でも。。。
みんながなぜ、まだ関わって間もない私に
そんな不満だらけだったのか?

よく考えてみたら、とても大事なことをやっていなかった!ことに気づくのです。

それは

自分の事ばかり知ってもらおうとしていた。

【みんなのこと、ちゃんと知ろうとしていなかった】

表面上だけ明るくやって、一人一人の本質を見ようとしていなかったのです。

それに気づいてからの私はまず、何からしたら良いか?徹底的に考えました。

「まず、プライドを捨てよう!!!!!」

後輩だろうが、この店のことは私よりメンバーみんなの方が知っています。

・返品の方法
・発注の方法
・レジでのルール
・売上のデータの取り方
・店頭に並べる商品の並べ方・・・

一人一人の業務にまずはついてまわることにしました。後輩のやっている内容をメモにとり
聞いたことをあとでノートにまとめる。

そして、もう一つは

一人一人と休憩、もしくは仕事終わりのプライベートに付き合ってみることにしました。
(全て1対1です)

すると、仕事中にはわからなかった
それぞれの価値観が違う事に気付きます。

個々のこだわりや、大事にしていること。
どんなことでヤル気になるのか
どんなことされるとモチベーションが下がるのか。。など。

ちゃんと向き合うことで 少しずつですが
私に心を開いてくれているのがわかりました。

みんなで誕生日を祝ったり
何かあったらみんなで解決したり
できた事に一緒に喜び、できなかった事にみんなで
意見を言い合う。

地味な動きをコツコツやっていくと
私の業務指示にも納得して動いてくれるようになり
信頼関係ができたのを感じる事ができました。

そうなると みんなのお客様に対するモチベーションもアップされるので、売上もみるみるうちに上がります。

画像

一番突っかかってきていたNo.2が私に心開いてくれた時は 本当に嬉しくて。。。
一緒にこの店を盛り上げようと 二人でいろんなことを決めては新しいことにチャレンジしたり
笑って、怒って、泣いて、喜んで。。。

今考えると、一番仕事に対して一生懸命で、
なんだかんだとても楽しかった時期だったと思います。

このお店では 8年続き、30歳で結婚をし
31歳で妊娠、産休、育休を初経験します。

バリバリ頑張って、会社からも期待されていた
時期なのに。。。

女性は、結婚&妊娠という
生活リズムが思いっきり変わってしまう
【環境変化】
と向き合わなければいけない時がきます。
(結婚、妊娠、介護など)

その時の想いもまたいろいろありまして。。

続きは また次回の投稿で。

最後までお読みくださり、ありがとうございます🙏

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