「ナッジ理論」とは?
米国シカゴ大学のリチャード.セイラー教授が
2017年にノーベル経済学賞を受賞したことで
注目している理論のことです。、
そもそも、ナッジの意味を簡単に伝えますと
「そっと背中を押す」こと。
強制せずに ちょっとしたきっかけを作ってあげることで
本人が無意識に良い方向に向く、又は、前に進めていける
ようにそっと後押しをするということ。
母ゾウが、子ゾウに鼻でやさしく押し動かすような
イメージです🐘
この理論は、教育、医療、会社など
いろんな場所で使われています。
例えば、
⚫️トイレ
「いつも綺麗に使っていただきありがとうございます」
という張り紙があるとつい、汚せなくなりますよね。
⚫️階段
「この階段を使うと〇〇カロリー消費します」
と張り紙が目に入るとつい、階段を使いたくなる
人から「健康のために階段使いなよ!」と言われるより
自然と自ら行動していたりしませんか?
⚫️コンビニ
レジ前に足跡👣のマークが床にあると、ついそこの上に
立って並んでしまう。
⚫️手指消毒
入り口の前に消毒が置いてあると、「手指消毒してください!」
と言われなくても 自然としてしまう。
実は、身近にナッジ理論を活用されている場所が
沢山あったりします😊
ナレッジ理論の大事なことは
【相手の想う気持ちを前提にし、強制することなく
良い選択をしてもらうよう軽く背中を押す】
ということのようですね♪
これって、子育てやメンバー育成にも活用できます✨
親や上司、先輩が、常に相手の立場になること。
どうしたら良い方向に向いてくれるのか?
をまず考えることが前提となります。
\大人も子供も人は指示されるのが嫌い/
教育方針が変わってきている今の時代だからこそ
「指示されなくても進んでやりたくなる状況作り」
が大事になってきます。
それには
【自己肯定感をあげる】
ということで。。。、
🔹簡単にみせる!簡単にする!
🔹あなたにだからできること!あなたにしかできないこと!
を明確にしてあげる
🔹あなたのいる価値!あなたの必要性!を知ってもらう
🔹相手のやる気スイッチの価値観を把握し、相手の価値観に
見合った報酬を提示する(相手がやる気になる目標など)
🔹相手の長所に目を向けた褒め方
(短所も、場面によっては長所に変わることを伝えて
自信に繋げる)
🔹やった先のキラキラメリットのゴールイメージを
一緒に語り合う
など。。。
身体に危険を及ぼす行動以外に対しては
この「ナレッジ理論」を取り入れると
大きな揉め事にならない 人との関わり方が
できるのではないかと思います😊
最後までお読みくださり、ありがとうございます🙇♀️